日本のウエディングで思い出に残るのは食べ物

ゲストとしてウエディングパーティに招かれた時に何が一番思い出に残るかというと、日本人は料理と答える人がダントツで多いです。華々しい演出や泣けるシーンも多々ありそうなのに、一番心に残るのが出された料理というのは、かなりおかしい感じがします。
お祝いの席の料理はあくまで脇役という感じがしますが、それを目当てにやってくるゲストもいるので、そういう結果が出ているのかもしれません。料理が豪華だと行ってよかったと思えるし、粗末なものが出てくるとがっかりしてウエディングパーティ自体の評価も下がってしまいます。
このことを新郎新婦は知っているので、最近では新郎新婦が一番お金をかけるところはゲストに出す料理というのが定番になっています。他の演出などへの費用は削っても、料理だけはお金をかけなければいけないということです。
食べ物は人の心を和やかにしてくれる効果があるので大切な部分ではありますが、結婚式の思い出が料理というのは変わった話です。
逆に考えれば、料理に力を入れればゲストの満足度が上がるということなので、そこをよく考えて料理が美味しい会場を選んだり、レストランやホテルを選ぶという選び方もできるということです。